勉強が楽しくない、何事も継続できないという人は3割頑張ってみよう

こんにちは、ともです。

最近は家に引きこもってばかりで、今日は寒かったねーと家族に言われても知らんとしか返せません。体に良くないかなぁー。

 

さて、最近は情報が多すぎて目移りしてしまうことが多い気がします。何か一つのことを継続しようと思っても続かないことも多いでしょう。

 

今回は「学び」というものに焦点を当てます。某大手通信教材の会社の大学生スタッフとして働いていた経験をもとに、もっと深く学びたいけどいつも途中で挫折してしまうという方にぜひ意識してほしいことを紹介します。

 

(今回の学びというのは勉強・学習ということについて書いていますが、スポーツや仕事などにも応用できるものであると自負しております。)

 

学びの仕組み

学びとは学生がする学校の勉強をはじめ、資格のための勉強、大人になってからの教養のための勉強、プログラミングなど様々です。

機械に仕組みがきちんとあるように、学びにも仕組みがあります。

 

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ここで強調したいのは、まずは3割頑張れ!ということです。

どういうことかというと、なにか自分が学びたいと思って始めたこと、これを継続的に、自発的にそして楽しくできるようになるにはある程度しんどい時期が必要で、そのしんどい時期は全体のおよそ3割だ、ということです。

(この3割は今まで僕が勉強したもので人に説明できるレベルまで達したものは全体の勉強時間の3割を超えたあたりから楽しくなってきたという経験をもとに習得度と絡めています。)

 

たいていの挫折者はこの3割に達することなくあきらめます。(図の左側)その人にはもうそれ以上学びはないでしょう。

 

挫折の理由としては、

 

  • 思ったほど面白くなかった
  • 他にやりたいことが見つかった
  • やっている意味が分からなくなった
  • ネットに自分のやっていることについてマイナスに書いてあった

 

などなど人それぞれでしょう。

 

反対に3割を超えてくる人はそこから学びのスピードが格段に上がります。プラスしんどさも減少するので学びの質も上がるでしょう。

 

補足ですが、今回は何も見ずに自分が人にその自分が学んでいるものを教えられるようになった時の理解度を10割、つまり100%としています。

 

3割を超えると具体的にどうなるか

 

1 勝手に学びが続く

 

学ぶことが楽しくなってきて、上達・理解が速まります。特にモチベーションを高める必要もなくなり自分の意志で勉強を継続することができます。学ぶスピードが速くなるいうのはさっき言いましたね。

 

2 学びの機会が増える

 

日常生活においても学びをする機会が増えます。ある程度の知識を持っていると、例えば学んでいるもののワードを聞いたとき、それについてイマイチ覚えていなかったら気持ち悪いですよね。そんなときは調べて解決。記憶により残りやすくなります。

もしその3割も知らなかった場合、そのワードが出てきたときに反応すらできません。

 

大事なポイントなので何度も言いますが、3割を超えた時点でそれはあなたの生活の一部になります。意識せざるを得ません。だから勝手に学びが進んでいきます。

 

Aさん「嘘だろ。」

 

 

嘘じゃありません。

 

 

学ぶ意味

 学ぶ意味がわからない状態で学ぶ意味を考えても思いつきません。どういうことかというと、学ぶ意味は学びたいという欲求だからです。自分が知らないことを知ること自体が楽しくて快感なんです。だから意味ってないのかもしれません。

 

「どうして勉強してるの?」

ー「勉強することが楽しいからだよ。」

 

最近、学生時代の勉強は何の役にも立たないとか、〇〇を勉強しておくと有利とかいう記事がネットでよく見かけます。けど、それって順序が逆なんじゃないかなーって思います。

例を出すと、例えばプログラミングをしてたら将来有利だよと言っている人がいるとします。その人は自分がやってたら面白くて、ずっとやってたら、プログラミングをやってたおかげで役に立ったことがある人だとします。その人にとっては学ぶ意味、というのは問題にはならなかったと思います。なぜなら、自分が好きで始めたから。学ぶことが楽しかったから。

次にその前述の人からプログラミング有利だよーと聞いた人がいるとします。「へぇ~、有利なんだ~。」と思いプログラミングを始めたとします。この人は学ぶ意味が有利だと間接的に聞いたからになります。この後、この人がプログラミングのおもしろさに気付いて、自分から楽しくできるようになればそれは学びになります。しかし、途中で他のことに目移りしたり、楽しくならないといってやめてしまう人が大半。これが挫折する原因です。学びになる前にやめてしまうから。

 

だから3割習得するまでやりましょうと言いたいです。今の世の中どう考えても上記の有利だとか役に立たないだとかの情報が嫌でも入ってきます。なので、純粋に何も先入観がない状態から何かを勉強し始めることはほぼ不可能です。だったら、楽しくなってくるところまでは我慢して続けないとまた途中でやめてしまいますよ。

 

おわりに

学ぶ・勉強すること以外に楽しいことなんていくらでもあります。ただ、学ぶということ以上に生産性の高いものはないと思います。「教養をつけろ」とか「これくらいできないと」などやる気になるはずのないことがささやかれている中、それが楽しくできたらなんとも素晴らしい。

学ぶ楽しさを知った人はずっと学び続けます。知らない人はいやいやその時々の勉強を作業としてこなすだけ。あなたはどっちがいいですか?