テニスを始めたい人へ。準備するものと大事な基礎の話。
だんだん暖かくなってきた!と思ったら今週は関西地方は寒くなるって。
てか、寒いのって花粉飛んでないことだけがメリットなのに花粉飛び始めてから寒くなったら意味ないじゃん!と誠に遺憾なともです。
春になって冬眠という名のコタツでミカンorアイスから目覚めて外に出る人も多いと思います。今年こそは体を動かさねば、と思っている方。
テニスしませんか?
最近は錦織圭選手の活躍などであつくなっているテニス市場。僕も中学の時に始めて、もうかれこれ大学生の今でも続けています。まったくテニス熱が冷めそうにありません。
今回はテニス始めたい方、興味ある方にぜひ読んでほしいことについて書いていきたいと思います。(紹介するのは硬式テニスです。)
準備するもの
まずは道具の準備から。
- ラケット
- ボール
- シューズ
- ウエア・動きやすい服装(ジャージなど)
- 帽子(必要なら)
このあたりがそろっていたら大丈夫でしょう。ボールについてはプレッシャーボールとノンプレッシャーボールがありますが、プレッシャーボールを選んどいておいていいでしょう。実際に試合に使われるのはプレッシャーボールです。缶で売られてるやつですね。開けるときに手を切らないように気を付けましょう。トマト缶なみに切れます。
シューズの選び方には気を付けてください。テニスのシューズはコートによって選ぶべきものが違います。大きく分けて3種類。オムニコート用とクレーコート用、そしてハードコート用。オムニコート(人工芝+砂)とクレーコート(砂)は基本同じシューズでかまいませんが、ハードコートはコンクリートのコートなのでオムニやクレーのシューズでやるとすぐにダメになってしまいます。
店に行ったらシューズの値段の近くにオムニとかハードとか書いてあるのでそれで判断してください。自分がテニスをしようと思っている場所に合わせたシューズを買いましょう。
次に一緒にやる人を集めましょう。テニス経験者の人がいたらなおいいですね。
近くのテニスコートを予約して早速テニスをやってみましょう。
はじめはスクールに通うのもよし
僕は、テニスを始めたい!という人にだいたいスクール通ったら?とアドバイスしています。なんだかぶっきらぼうに聞こえますが理由があります。
1 基本が大事
プロの選手は基本をきちんとやってきたうえでの自分のオリジナルな打ち方やフォームにしています。それを見よう見まねでやってもうまくいかないですし、最悪体壊します。しかも、これは経験談なのですが、変な癖がついてしまうとなかなか直すことができません。基本を身につけてから自分流のアレンジを加えていくことをおすすめします。やっぱり基本ができている人のほうが上達も早いですし、上達後の伸びもあります。
2 体で覚える
スポーツ全般言えることかもしれませんが、何度も反復して体で覚えることが多いです。テニスの場合体とともにラケットもあるので、自分が頭で思い描いているラケットの動きになってなかったりします。そういうときにスクールのコーチに一から教えてもらう、間違っていたらすぐに修正してもらう、そのような環境であるとベストですね。
3 同じレベルの人とできる
これが結構大事だったりします。同じようなレベルの人とやってるのが一番楽しいんですね。実力が拮抗してますから。テニスはラリー(返ってきたボールを打って相手のコートに返すこと)ができないと始まりません。同じレベルどうしが一番ラリーがしやすいです。もしかしたら自分ができなくて悩んでいることを相手も悩んでいるかも。スクールだとプライベートなレッスンでない限り、数人同時にやります。レベル別にクラスが設定されているところがほとんどだと思います。
あとは、室内で日焼けを気にせずにテニスができる、案外女性の方でスクールに通っている方も多いという点がおすすめポイントですね。
テニスはできるようになってからがおもしろい
このあいだ、何の番組か忘れましたが錦織選手が言っていた言葉です。とてもよくわかります。最初はただボールを打つことが楽しいんですよね。で、そのあとラリーやサーブで悪戦苦闘します。この時はあまり楽しいと思えないんです。できないから。でも、続けているとどこかでできるタイミングが来ます。3~6ヵ月くらいかな。そのときからもう猛烈に楽しくなります。ここからテニスの本当の面白さというのがわかるんです。
僕も最近一皮むけました。なんじゃそりゃって感じですが、今までずっとフォアハンドストローク(利き腕側で打つショットのこと)が苦手でうまく返せませんでした。でも、大学入学してから1年間ほどテニススクールに通ったところ徐々に返せるようになり、今ではめっちゃテニスが楽しいです。やっぱり基礎って大切だなって思いました。
その悪戦苦闘の時期を短くしてくれるのが基本がしっかりできているかどうかです。なのでスクールがおすすめという風にさっきのところに戻るわけですね(笑)
好きな選手の目星をつけよう
好きな選手が見つかると自然とその人の打ち方に似てきたり、戦術を覚えたりできます。具体的な選手名を挙げることによってコーチにより効果的なアドバイスを受けることもできるかもしれません。
あ、くれぐれも無理にまねはしないでくださいね。
好きな選手の試合やプラクティスの動画を見てみましょう。やる気にもなるし、自然とテニスについて詳しくなれますよ。
ちなみに僕が参考にしている動画はこれです。
アンディ・マレー@楽天オープン2012.09.29(土)練習風景
僕はバックハンドはアンディ・マレー選手のバックハンドを参考にしています。プラクティス動画だと選手がリラックスして打っている様子がわかるので自分の練習に生かしやすいです。
錦織 対 ツォンガ 2016 全豪オープン 4回戦 プレーヤー目線
戦術に関しては錦織圭選手を参考にしています。かなり多彩なんですね。この動画はプレーヤー目線に近いので、自分が練習する際にと考えるとわかりやすく想像がつきやすいです。
これを見て少しでもテニスをやってくれる人が増えたらうれしいです。でも最近、テニスやろーと思ってテニスコート取りに行くともうすでにテニス翁たちが陣取っていてできない日々が続いています(泣)